体言止めは言いさした表現なので,余情が生じる効果がある。
巻第三 夏歌• これは皆が、人の目を注ぐ美しさもなければ、心を留める内容もないが故に、どの歌が良いか判別しにくく、(森の朽葉:枕詞)数が積もり、(汀の藻屑:枕詞)捨てられなくなってしまったからで、和歌にふける思い深くしていたことで、後世の嘲りを顧みないことだ。
だいぶ時代が経て、今の人がその読み方を知ることは難しい。
巻第九 離別歌• 上皇自らにより歌の吟味、選別をした時期。
仮名序の次に撰集し直した事情を語る後鳥羽院の序文(「隠岐本識語」)がある。
ワイド版ですので、中高年には大変ありがたい本です。
主要歌人は撰者らのほか,,,藤原良経,,,,宮内卿ら。
千三百十一番 前大僧正慈円 心あらば吹かずもあらなむよひよひに 人待つ宿の庭の松風 心をすっきりと歌い上げている。
3 第3期部類時代 1204年(元久1)7月、部類(各部への配当・各部における配列作業)下命、作業が始められ、翌1205年3月26日竟宴 きょうえん (撰集作業が終わった「竟」のあと開かれる宴)が行われるまで。
巻第十一 恋歌 一• 代表歌人は,,,,,,定家,家隆,寂蓮,後鳥羽院,らで,同時代の歌人たち,とりわけを中心とする新風和歌を中核においた。
今回、使用したテキストは、ワイド版の岩波文庫本です。
ほかには第四類の上巻(巻第一から巻第十まで)がに伝わる。