これは後手番の場合でも可能。
また、創始者自身が「対振り飛車には、鳥刺しではなく、相振り飛車が有力」と語っていることもある意味で衝撃的だった。
対嬉野流は数えるくらいだったのと、いつもは三間飛車と四間飛車、棒銀 だったので中飛車で迎え撃つのはおそらく初めてです。
以下指すなら78玉ですが、87飛成68玉98龍88金99龍と進めて先手投了です。
そして棋譜ならべ。
そこまで評価値は悪くないんですよね。
何より前提として「奇襲戦法なんて何やっても良くなる」んですよ。
攻め潰すことです。
加えて持久戦模様になったときには玉を8八まで移動させ、それなりに固く囲うこともできるようになっている。
まとめます。
相の嬉野流においての狙いの一つは2四の地点での駒捌きです。
13角は A 66銀型を防ぐとともに、銀を質駒に入れて攻撃力を上げる手でした。