中には一時的に儲けている組員もいるだろうが、会費、生活費に困窮するヤクザが多いのは現実だ。
まず、神戸山口組内でも、主流派といえる山健組による金の吸い上げが問題化した。
つまり、時代の変化が「山口組を分裂させる」という不可能を可能にさせたのかもしれない。
警察は山口組分裂に伴う抗争の可能性があるとみて、捜査している。
しかし、この度は3つ巴に別れているので、これからもし事件を起こそうと思っている組員は果たして組が存続しているのだろうかという不安になる気持ちは分からないでもない。
三次団体、四次団体と下ると、同じ山口組の代紋であっても身内という感覚は薄れる。
コメント数:• 六代目山口組サイドによる攻撃がいつ起きてもおかしくない状態は続いていると考えられる」(裏社会事情に精通する関係者) そして、今後のカギとなる組織として、業界関係者の多くが口にするのが、二代目宅見組の存在だという。
2017年09月に任侠山口組(現・絆會)の織田絆誠代表が乗る車が襲撃され、ボディーガード役だった北村組組員が亡くなる事件が発生。
井上組長が山健組四代目だった頃、元満組長は舎弟で野崎会長は若頭補佐やった。
ある者は追放され、ある者は自ら去った。
関西の刑務所だったが、野内組長がその工場にいるだけで、受刑者のみならず刑務官もピリッと引き締まるほどの存在感があった。
しかし、特定抗争指定でナーバスになっている上、少人数での開催やったらしく、まったく分からんかったで」(地元記者) 令和2年は、神戸山口組にとって激動の年だったといえる。