そこで今回は、 肺尖部(はいせんぶ)の胸膜肥厚・癒着について、どう言ったことが起こっているのか、本当に大丈夫なのかについてまとめたいと思います。
CT検査でも言えることですが、もともとレントゲン写真は放射性物質の空気・水・石灰の通り抜けやすさの違いを利用した検査方法です(専門用語ではこの性質を透過性と呼びます)。
多くの場合は 両側に認められ、基本的には問題になりません。
この疾 患のほとんどは、かつて日本の高度経済成長期に建材などとして大量に 使用されたアスベスト(石綿)を肺に吸い込むことによって起こります。
<「胸膜肥厚」の原因・症状…健康診断結果で胸膜肥厚を指摘されたら 目次>• 結核などによる胸膜炎• 胸膜石灰化影 肺を包む胸膜にカルシウムが沈着するものです。
胸膜肥厚とは? その1: その2:健康診断で胸膜肥厚を指摘、どうする? その3: その4: 胸膜肥厚を初めて指摘されたとき 去年までは異常を言われたことがなかったのに、今年 初めて「胸膜肥厚」を指摘されたという場合、主に3つの理由が考えられます。
问: 答:你好,你说的这种情况你这个胸片或者透视的结果基本正常。
」 ということもあります。
漏斗胸(ろうときょう) 胸の前面中央にある胸骨が内側に陥凹していることをいいます。
動脈硬化などの場合に見られます。
レントゲンの担当医(読影方針)が変わった 特筆すべきは最後に挙げた「担当医(もしくは読影方針)が変わった」というのもあり得ることなのです。
病気でもないのにいわゆる「所見」として胸膜肥厚を指摘されることがあります。
このような状態では、「」とか、「肺尖部に斑状陰影」などと記載されている場合が多いです。
(写真 胸膜肥厚斑CT像) 手術や解剖時にはCTより更に薄い病変でも判明しますが、生命に関する重要な変化ではないため、石綿病変に詳しくない外科医や病理医の場合に、実際には胸膜肥厚斑が存在していても、記録に記載がない例をしばしば経験する所です。