i-DCD(Intelligent Dual Clutch Drive)はデュアルクラッチトランスミッション(DCT)とモーター1個を組み合わせたもので、以前のIMAシステムの後継のハイブリッドシステムである。
このように、ホンダは電動化への技術ロードマップを発表し、i-MMDを主軸にした戦略で、ハイブリッド車がメインに変わっていく。
価格は日本円でハッチバックモデルが約206万円~260万円。
いわゆるシリーズ式ハイブリッドの仕組みを持っているが、さらに、高速道路など高速領域はモーターよりもICEのほうが効率がよいことから、速度域によって駆動方式が切り替わり、エンジンだけで走行する時とモーターアシストの入るパラレル方式ハイブリッドにもなる。
耐熱性の低下は少ないものの従来の重希土類を使用した磁石と同等ではないため、モーターの磁気回路設計や冷却機構の工夫で減磁を防ぐことが必要となる。
そんなオデッセイに待望のハイブリッドが追加された。
しかしながら欧州のCAFEや北米のZEV規制などをクリアしていくには、販売台数も必要になり、技術だけでなく事業性の両立も重要であると話す。
次期型のデザイン、発表時期に迫る。
今後の需要増に備えてアライアンスを強化 i-MMDモーターはホンダ浜松工場で内製されているが、グローバルでの需要を鑑み日立オートモティブシステムズと連携。
再生可能エネルギーを普及させるための「fit」制度。
2019年3月上旬、ホンダは電動化の中心的役割に位置付けたi-MMDのテクニカルワークショップを開催し、今後のホンダ車の中心的システムはi-MMDとしていく説明があった。
バッテリーの充電状況などに応じて、高速クルージング時は、エンジンがタイヤを直接駆動するモードに切り換えることもあります。
つまり、魅力的なホンダらしい環境車が必要になってくるというわけだ。
そのため、グローバルのニーズに応える選択肢を準備すること=ホンダらしい環境車を拡大することで、CO2削減につながると考えている。