まとめ 救命の連鎖について知ると、傷病者を目撃した一般市民の行動の重要性がよく分かると思います。
119番通報した際は、適切な指導を受けられるよう傷病者の状態をできるだけ正確に伝えるようにしてください。
逆にいえば、救命の連鎖の輪のどれか一つでも欠けてしまうと、救命の可能性はほとんどなくなるということになります。
これによってAEDによる心拍再開の効果が高まりますし、後遺症を残さないことにも役立ちます。
自分一人しかいない場合も、まず119番通報をすることが推奨されています。
命が助かる可能性は時間の経過とともに減っていきますが、その場に居合わせた 「あなた」が心肺蘇生法を行うことで救命のチャンスを高めます 4つ目の輪「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」 救急救命士や医師が、薬や器具などを使用して心臓の動きを取り戻すことを目指し、 心臓の動きを取り戻すことができたなら、専門家による集中治療により社会復帰を目指し ます。
そして119番通報と、AEDを持ってきてもらうように指示します。
貼り付けるときは、次の点を確認しましょう。
次のような症状が急にあらわれます。
119番通報により心停止の判断についての助言や胸骨圧迫の指示を得る場合もあります。
また、下の点線は、バイスタンダーによる救命処置が行われず、現場に到着した救急隊により救命処置が実施された場合の救命効果を示しています。
自分たちの生命・身体は自分たちで守るという心構えが必要です。