当然、自然の摂理を重んじる琴子とぶつかることが必至でしょうし、桜川六花との決着が作品全体のラストになるのかもしれないです。
神となるため古事記の久延彦神に擬えて、 右目をくりぬかれ左足大腿から下を切除されるという。
元はとあるセレブのお嬢様であったが、11歳の時に地元の妖怪変化達に誘拐され、彼らのトラブルを相談・解決する『知恵の神』になる事を求められ、これを承諾しとなる。
でも、この長文レスバトルを漫画やアニメでどう表現しているのか気になりました。
真実となった虚構の存在を倒すための虚構の推理。
アニメから原作へ入って言ってもよいのです。
邪険にされても気にせず好意を伝えたり、邪険にされたらされた分だけ反撃する岩永琴子の姿が面白いですからね。
ヌシの悩み解決編と鋼人七瀬導入編が同時に描かれる回 怪異と現実が織り交ぜられていることで、現実に対して虚構を用いて推理する琴子のスタンスが際立っているように思えた 事件の真相を琴子は浮遊霊を通じて知っていた。
先に悪い点の中で書いた「原作をなぞることに終始している」ことも、言い方を変えれば「聞くだけで思い浮かぶシーンがいくつもある」ということです。
琴子が九朗に一目ぼれしてからずっと琴子の恋心が揺るがず、九朗を落とす機会を狙い続けているとかすごいし、 そんな琴子の想いに応えたとは思えぬような九朗の態度も興味深かったです。
あんなにも琴子の気持ちを訝しげかつ迷惑がっていた九朗をどうやって琴子が落としたのかなとか、 なんだかんだお付き合いしてからは琴子が破瓜の痛みを知るくらいの関係にどう発展していったのかなとか凄い気になりますよ。
まあ、九朗さんが「人魚」の肉を取り込み不死の存在であるからという点もありますし、信頼しているからこそという部分もあるんでしょう。
このギャップこそ岩永琴子というキャラクタの大きな魅力の一つであったはずなのに、アニメではそれがほとんど見られない。
ある一件で九郎の部屋の合鍵を手に入れるやら、関係を持つためにウナギやら何やら手段を選ばず。