ひょうは直径5ミリ以上の氷の塊です。
空の上のほうは、温度が低いので、水蒸気は冷やされて小さい水の粒(つぶ)や氷の粒になり、それがたくさん集まって雲になります。
そして、上昇気流が上昇させられる重さを超えると地上へと降ってくる仕組みです。
ちなみに今回紹介している ひょうとあられの違いでの「あられ」は、この「氷あられ」を指しています。
【文例4】~出身 Most students hail from America, but there are a few from abroad too. 夏は雷が多いけど気温が高く、とけて雨になることが多いので、ひょうは気温が低い5月や10月ころに多くふります。
スポンサーリンク 雪との違いは何? みぞれが雪に分類されることは前の項で分かりましたが、 「ひょう」「あられ」と「雪」との違いは何かみていきましょう。
氷の粒が大きいと、落ちてくる早さも時速100kmを越えるので、農作物や車などを傷つけてしまうほか、最悪の場合、犠牲者がでます。
また、そこまで大粒だと傘では防ぎきれないので、 ひょうが降ってきたらすぐにでも安全な建物の中に 避難するようにしましょう。
ひょうを漢字で書くと「雹」、英語では「Hail」、英語では、「ひょう」と「あられ」は同じ語です。
空から降るのは同じなのに、でき方で氷の塊になったり 結晶を成長させて降ったりと自然の力は 本当に偉大だと感じざるを得ません。
氷の粒なので白色半透明か不透明で雪あられより硬く、音を立てて少し跳ねます。
霰や雹は、地表の温度が高いと途中ですべて溶けて雨になってしまうので、気温がそれほど高くない春や秋に見られることが多いです。