この片目だけ入れることを 「開眼 かいげん 」と呼び、願いを込めるために片目だけ入れます。
力が発揮できるように、袋からは出しておいてくださいね。
最初に左目、願いが叶ったら右目を入れる。
・大安:1番好ましい日 ・先勝、友引:大安以外ならこの日が良い ・仏滅、先負:避けたほうが良い日 せっかくだるまを購入したのであれば、 「大安」の日に目入れを行いたいですよね。
ここは群馬県高崎市。
また吽(うん)は口を閉じて出す最後の音であることから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされています。
ですからその当時は、黒々と両目が入っていたんですよ。
そして左目を描き込んだだるまは神社に持って行って供養してもらいます。
高崎だるま【群馬県】 群馬県には、だるまの生産店がおよそ50店舗ほどあり、特に、高崎市豊岡・八幡地域は、張り子のだるまづくりが盛んな地域です。
願いが成就したら、次は一回り大きいダルマを買うと良いということも言われています。
色々なサイズがあるのでお好みのサイズを選びましょう。
「だるま」は願掛けの縁起物なのです。
うちに名入れを頼まれた方も、取りに来て実物を見ると『まぁ!』と目を輝かされますね。
また、願いが叶ったあとにだるまを捨ててしまっていた人もいるでしょう。
お客さんの納得がいくように自分で目を入れてもらう、というのも、今の商売にも通じるような発想の転換です。
最初の頃は「坐禅だるま」で、頭と胴の間がくびれ、人間に近い形をしているのが特徴でしたが、養蚕の発展と共に、繭の形に似せた「繭型だるま」に変形し、養蚕農家の守り神として崇められるようになりました。