次表のとおり、高所得者は29万円、15万円、またはゼロになります。
基礎控除とは 基礎控除とは、所得税や住民税の計算をする時に、納税者の所得から一律で差し引かれる所得控除の1つです。
給与収入500万円ならば、経費(給与所得控除)は収入に応じて自動的に決まり、所得(給与所得)=500万円-144万円=356万円です。
これはいわゆるなどともいわれています。
「収入金額850万円以上で増税」となる理由 前述したとおり、2020年から基礎控除が一律10万円引き上げられることになりましたが、 これと同時に「給与所得控除」と「公的年金等控除」については、10万円引き下げられることになりました。
合計所得が2,400万円を超える場合は、32万円、16万円と段階的に控除額が少なくなる。
この金額に給与所得控除額の195万円を合わせると合計で210万円となり、税制改正前の給与所得控除である220万円には届かないものの、増税幅を少なくすることが可能となっています。
それでは、変更点について詳しく見ていきましょう。
しかし、e-Taxの「ID・パスワード方式」は、マイナンバーカードが普及するまでのおおむね3年間の暫定措置であり、 将来的には廃止される可能性が高くなっています。
所得控除の種類を把握して節税につなげよう 基礎控除は、一定の所得以下の人なら誰でも受けることができる控除です。
ただし、青色申告を行うには税務署に青色申告承認申請書などの書類も提出する必要があり、期限が定められています。
配偶者がその年に青色申告者の事業専従者としての給与の支払いを受けていない、または白色申告者の事業専従者ではない• 年金受給者が受けることのできる「公的年金等控除」についても一律10万円の引き下げが行われています。