今般のレムデシビル製剤については「薬機法の特例承認を受け、保険収載前の医薬品である」という類似点があり、「評価療養の該当するものとして、保険診療と保険外診療(レムデシビル製剤の投与)との併用を認める」こととしたものです。
そもそも軽症の患者には治療薬が必要ないことも多く、酸素の投与が必要な患者には、すでに承認されているレムデシビルなどを投与して対応している」と話しています。
そして、このB細胞の遺伝子を組み換えて抗体を作らせることで、特に感染を防ぐ力が強い中和抗体を、人工的に作り出すことに成功したとしています。
また、25名(47%)が退院し、7名(13%)が死亡した。
Lancet. 特例承認制度の概要とレムデシビルが適応されることの是非について考えます。
日本国内でも今月4日に製薬会社から申請され、7日夜、専門家らが出席する厚生労働省の審議会が安全性や有効性などについて議論した結果、承認を認める意見をまとめました。
厚生労働省は「審査期間は可能なかぎり短くするが、副作用や用量などを慎重に検討して判断する」としています。
ベクルリーは2019年末頃から中国を中心に世界的なパンデミックを引き起こした 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2:Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2)に対する初の治療薬ですね! ウイルス名がSARS-CoV-2、疾患名がCOVID-19ですね。
研究班は、患者に投与したあとで症状の改善が見られたと報告する一方、現時点のデータだけでは有効性を判断することは難しいともしています。
新型コロナウイルスに感染した患者への国内での使用について森島客員教授は「国内でも免疫の暴走を抑える治療を優先すべきと考えられる重症の患者には、医師の判断でデキサメタゾンを含めたステロイド剤の投与が行われている。
8日短縮される効果が確認できたとしました。
アメリカやスイスの研究グループは、2019年12月20日から4月14日までに、新型コロナウイルスに感染して入院した患者、9万6000人余りのデータを分析した結果を発表しました。
しかし、3月12日にプロトコルに記載された試験中止基準に抵触したため、237名で登録中止となった。
また、人工的に作った抗体は新型コロナウイルスだけと非常に強く結合する特徴があり、ウイルスの細胞への感染を抑えることが確認できたということです。