ところが、末永が運ぼうとした死体は 仁科直樹だった。
一転して、妊娠を巡る男女の駆け引きの回想シーンでは、昼ドラ風な康子の悪女ぶりが見ものです。
計画どおり康子殺しと死体運搬リレーを実行するのですが、ここで思わぬ事態が発生し……。
タイトルといい鉄槌のくだしかたといい、最後の台詞といい。
2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。
1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。
東野圭吾 「ブルータスの心臓」 あらすじ・感想 またまたまた、 おすすめしてもらった本です。
殺人リレーの冒頭からいきなりのひっくり返り。
自分の欲のために、どこまでも愚かでずる賢い 人間たち。
その後、橋本が青酸カリで殺害され、拓也も屋上から落とされそうになる。
新旧入り混じる刺激(?)(笑)にも堪能させていただきました。
瀕死の状態の酒井が機械を操作していたのだった。