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今回から2回にわたり、風刺画やパロディを取り上げていきます。
2)テロによる表現抑止は、断固反対。
*9 クソコラ ネット上に氾濫するコラージュ画像で、バカバカしくて笑えるものやシュールで意味不明なもの、あるいは公序良俗に反する不謹慎な内容を含むものを「クソみたいな」という意味でこう呼ぶ。
中学時代に不登校となり、15歳で渡米、16歳でハーバード大学に入学するも、第二次世界大戦が始まると敵国人として拘留され、留置場で卒論を書いた経歴を持つ。
イラストレーター界きっての論客(?)伊野孝行さんと南伸坊さんが イラストレーションの現在・過去・未来と、そこに隣接するアートやデザイン、 漫画などについてユル〜く、熱く語り合う、連続対談。
この風刺画… 実はノルマントン号事件の翌年に起きたフランス船 メンザレ号沈没 の様子なんです。
地盤沈下による陥没? 石油でヘドロ状に濁った世界? 有毒な化学物質が蔓延する世界?? ・・・この風刺アートの趣旨は、いろいろと考えることができそうですね。
欧米では「カートゥーン」と呼ばれる。
知ってますか? 確か事件のあらましは…えーっと、19世紀後半ごろノルマントン号という船が沈没したときに、船長が恣意的に「とある差別」によって救命ボートに乗せて助けた人たちと、乗せずに助けなかった人たちがいて大問題になった…という感じだったかと記憶しています。
山本唯三郎という実業家で 大戦景気の際に船舶輸送業で成功し巨万の富を得た人物 です。
この絵はタテジマのユニフォームを着た人たちの狭量さ、排他的な態度が風刺されたものだったのです。