シャフリヤール、ルペルカーリアといった良血馬が激突するが、中でも注目されているのが関東からの刺客・ グレートマジシャン(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)だ。
「ナイトマジックは現役時代に独オークス(G1)を制し、その年の年度代表馬にも選ばれています。
今やれることをやっていきたい」と最速&最年少Vに気合十分。
その2人が大きく期待しているのがこのグレートマジシャン。
ダービーと同じ東京競馬場で強い勝ち方をしたのは、陣営にとっても大きな収穫となりそうです」(競馬記者) そんなグレートマジシャンだが、同じくディープインパクトを父に持つ全兄 フォイヤーヴェルクは、一部の競馬ファンにとって強烈なインパクトを残した馬の1頭ともなっている。
普段の調教の仕草を見ていても、まだ遊びながらというか、まだ集中が足りない現状ではあります。
ダービー直前、グレートマジシャンは美浦の宮田厩舎へと帰ってきた。
内容はすごく良かった」と能力の高さを再確認した様子。
週末は1頭でウッドチップコースで走りました。
凄くうれしかったですね」 前走・毎日杯は2着。
勝ちタイムの1分46秒5は平凡ですが、この内容なら問題はないでしょう。
3歳馬7398頭の頂点を目指し、熾烈な争いを勝ち抜いてきた精鋭たち。
6倍と圧倒的1番人気、3強の中でも頭一つ抜けた人気を集めている。
小学生の頃に見た90年有馬記念(オグリキャップ)に感動して競馬の世界を志す。